DAY BY DAY 2
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「いのちの山河」
もう大分前のことだが、「いのちの山河」という映画を観た。サブタイトルは「日本の青空供廖
「日本の青空」(←クリック)は、日本国憲法ができるまでの話だったが、
「いのちの山河」は憲法25条(「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」)
の精神を実践しようと立ち上がり、沢内村の村長となった深澤晟雄氏の実話を基にしている。

「豪雪・多病・貧困」という問題を抱えていた沢内村は、
深澤氏や周りの人たちの努力によって、1960年、全国に先駆けて老人医療無料化を実現し、
1962年には、全国で初めて乳児死亡率ゼロを達成する。
しかしその後深澤氏は病を得て、1965年には亡くなっている(享年59歳)
村長の在任期間は8年弱だった。

己の利権を求めず、ただ人々のために理想を貫き、身を粉にして働いた人。

観終わってから、知人と「政治家に観てもらいたい映画だね」と言い合った。
現代ほど「深澤晟雄氏」を必要としている時代もないのではないだろうか。

あらすじ等はこちらからご覧ください。

***

〜パンフレットに載せられている深澤氏の語録から〜


私たちははげしく戦争を呪います。人を殺して得られる幸せなど断じてありません。
最大の人間苦をもたらす最大のものは戦争であります。


本来は国民の生命を守るのは国の責任です。しかし、
国がやらないのなら私がやりましょう。国は後からついてきますよ。


生命の商品化は絶対に許されません。人間尊重・生命尊重こそが
政治の基本でなければなりません。


お年寄りを生産能力がないからと言って粗末にする、
そういう姥捨て山のような考え方では社会の秩序は保たれません。


人命の格差は絶対に許せない。生命健康に関する限り国家ないし自治体は
格差なく平等に全住民に対し責任を持つべきである。


政治の中心が生命の尊厳・尊重にあることを再確認し、生命尊重のためにこそ
経済開発も社会開発も必要なんだという政治原則を再確認すべきであります。
TV & movies comments(0) atsuko
アシュリー
「母さん、アシュリーが出てるよ」

先日の夜、北の部屋で休んでいたら、次男が呼びに来ました。

4月21日に17歳で亡くなったカナダの少女の追悼番組でした。

「サイエンスミステリー それは運命か 奇跡か!?」という番組で
普通の人の10倍速く歳をとるプロジェリアという病を背負った
アシュリーのことを初めて知ったのは6年前でした。
同じ番組で翌年もアシュリーのその後が紹介されました。

そのとき書いた文章はこちらです。

「アシュリーを生かすもの」

ジョンが亡くなり、家族が増え、親友が遠ざかり、
そうしているうちにもアシュリーの身体はどんどん年老いていきます。
どんなに辛かったかと思うけれど、アシュリーはいつも前向き。

以前「DAY BY DAY 1」で紹介したのですが、
アシュリーとお母さん・ローリーのHP(今はありません)には
こんなローリーの言葉が載っていました(拙い訳ですみません)


アシュリーが自分の境遇について文句を言うのを
私は一度も聞いたことがありません。
アシュリーは毎日微笑んで、一瞬一瞬を全力で生きています。
そう、アシュリーは今を、この瞬間を生きているのです。
他の人を心から愛し、彼女は輝いています。
アシュリーは前に踏み出すこと、自分自身であることを恐れたりはしません。
それはアシュリーが持って生まれたもの。
彼女は言葉で表せないくらい幸福で満ち足りています。

・・・これまでアシュリーにどれほど励まされ
アシュリーからどんなに多くのことを学んだでしょう。
私はずっと恵みを受けてきたのです。
こんなに尊い子どもを授かっている、
なんという光栄、なんという特権でしょう。



数年にわたってアシュリーの番組を観、ローリーの著書を読んで、
アシュリーの生きる姿勢に感銘を受けてきました。

今、アシュリーはすべての苦痛から解放され、大好きなジョンに再会して
ローリーたちを天国から見守っていることでしょう。

アシュリー、ありがとう。
またいつか・・。


* こちらからアシュリーのメッセージが聴けます。






やっと晴れた!(夕方の空)
TV & movies comments(2) atsuko
「懺悔」

ある方がわたしたち夫婦を映画に招待してくださった。
なかなか日にち等が合わず、もしかしたら3人で観るのは難しいかしら?と思っていたのだけれど、
先週の木曜日、ようやく観にいくことができました。

その映画はこちらです・・→「懺悔」

ひたすら重たい映画でした。

TV & movies comments(0) atsuko
関係性の中で
先日NHKの「こころの時代」に精神科医の平山正実先生が出ておられた。
先生が精神科医になったのは、親友の言葉がきっかけだったそうだ。
親友は自死する直前先生に宛てて手紙を書き
「僕のように心を病んだ人を助ける医者になってほしい」と言い遺したのだという。

人には決定的な、忘れることのできない出会いというものがあるのだなぁと思う。

「人は人や自然・神との関係性の中で生きる」と平山先生は言われた。

言い換えれば、関係性がなくなった時、人は生きる意味を失う
ということなのかもしれない。

TV & movies comments(0) atsuko
「大丈夫であるように」
去年のクリスマス、Coccoの「大丈夫であるように」という映画を観に行った。
こじんまりとして雰囲気のある映画館だった。



ネットの友だちからCoccoのことを聞き、二枚ほどCDを聴いたことがあるだけで、わたしはCoccoのことはほとんど知らなかった。が、映画を観て、純粋なCoccoのことが好きになった。でもあんなに社会の辛さ・悲しさを肌で感じてしまうCoccoにとって、この世の中はどんなに生き難いだろう。現にCoccoは去年拒食症になって入院したという。もう元気になっただろうか。



こちらで、Coccoのおしゃべりと「ジュゴンの見える丘」という歌が聞けます。

http://jp.youtube.com/watch?v=TwA-e3d-3qA&feature=related

映画のことはこちらを見てね。
TV & movies comments(0) atsuko
「風のガーデン」感想&みなさんへ

倉本聰さんの脚本、富良野が舞台ということで観はじめたドラマだったが、
最初主人公の貞美があまりにもちゃらんぽらんに見えて、なんだよ〜と思っていた。
女性と関係したために奥さんが自殺し父親に勘当され家族を失ってしまったのに
その後もその女性と同じ職場で働いている、仕事の合間には看護師に囲まれ
いつも冗談を飛ばしている、貞美の周りには常に誰かしら女性がいたらしいし
現に今も若い恋人がいる・・。

けれども番組が進むうちに、女性にもてるのは
それだけ貞美が魅力的な人物だからかもしれないと思うようになる。

自分が膵臓癌であり余命がわずかだと知ったとき、
貞美は葛藤しながらも泣き言も言わずそれを受け入れひとりで耐える。

貞美が娘や父親と和解し実家で最期を迎えることができて嬉しいと思ったのは、
わたしもそんな貞美を次第に好きになっていたからかもしれない。

だが母を死に追いやった父を娘はあれほど簡単にゆるせるだろうかという疑問は残る。
(母がどんな人物だったか、夫や子どもたちとどんな関係だったかは描かれていないし
 心を病んだ理由も、もしかしたら夫の不貞のためだけではなかったかもしれないから
 あれこれ想像するのは無意味だけれど)


貞美にキャンピングカーを譲った同病の二神は、
あらゆる設備の整った都会の大病院で医者や看護師に囲まれて死んでいった。
それに対して貞美は、実家で訪問医の父と娘の世話を受けながら最期を迎える。
貞美は「還るべき場所」に着地することができたのだろう。
そういう意味では幸せな最期だったと言えるかもしれない。


悲しいドラマのはずなのに、倉本さんならではの演出のおかげで
吹き出してしまう場面も多かった。
死に向かうとわかっている毎日にも悲しいことばかりではなく
笑うことだって嬉しいことだってある。
だから人は最期までなんとか生きてゆける。


ドラマの中でいちばん好きなのは、
旭川に預けられることになった息子・岳との別れのシーン。
大好きな「天使ガブリエル」との別れにパニックを起こす岳を貞美は抱き締め繰り返す。
「大丈夫、大丈夫、岳君、大丈夫」
父親とは知らなくても、岳は生涯そのぬくもりを忘れないだろう。



なんだかまとまらないけれど、とりあえずこの辺でやめておきます(後で編集するかも)


***


今年もわたしのブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。

今年はあまり文章は書けませんでしたが、その代わり写真をいっぱい撮りました。flickrに登録したおかげで世界中の人たちの写真を見ることができ大きな刺激を受けました。お気に入りの写真をこちら(←クリック)にたくさん集めたのでみなさんもぜひ見てください(好きな写真をクリックするとその人のページに飛びます)



* BlogPeopleに秋桜さんの「やさしい時間の記録」を追加しました。
  超おススメ!です。
TV & movies comments(0) atsuko
「風のガーデン」(4)

長い時間を経て、父親と息子はようやく自分の非を詫び、お互いをゆるすことができた。

父親は息子に訊く。いちばんしたいことは何か?
息子は答える。娘といっしょにバージンロードを歩きたかった、と。

父親は息子を実家で看取りたいと思い、息子に帰ってこないかと誘う。

困るのは、男をガブリエルと思い込んでいる孫のことだ。
父親が実は生きていたと打ち明け、その死を見せるのはあまりにも酷な話だ。
それに、「天使は死にますか?」

男の息子は親戚の家に預かってもらうことになった。


男の生前葬を企画した高校時代の恋人は男の病気のことを知り、深く心を痛める。
男の娘から男の願いを聞くと、嘘の結婚式を挙げたらいい、と提案する。
娘に一目惚れした青年がその日だけの花婿の役を引き受けてくれた。

男の息子は親戚に引き取られ、その日が来た。
嘘だと気づきながら「花嫁の父」を演じる男だったが、
娘と腕を組んでガーデンを歩くうちに感激がこみ上げる。
それは男と娘の晴れ姿を見ている家族も友人も同じだった。

男は実家に帰ることになった。
懐かしいでしょうと部屋を案内する娘。男は息子の部屋、
つまり、自分が子ども時代を過ごした部屋で最期の闘いをすることになった。
結婚式のために受けた持続的硬膜外ブロックの効果もなくなり、
男はほとんどの時間をうつらうつらして過ごすようになった。
意識が戻ると男は冗談を言って
懸命に介護する娘を笑わせようとするのだった。

ある日、何かを感じたのか、男は父親に子ども時代の思い出話をする。
話をしているうちに痛みが増し、麻薬を増やしてほしいと父親に頼む。
男の意識が遠のいてゆく。


数ヵ月後、娘は男の恋人に会っていた。
男から頼まれたカンパニュラの押し花を渡すためだ。
男の死を知り驚く恋人。

教会のコンサートで恋人は今日は辛いんです、一曲で勘弁してくださいと言い
涙を流しながら「カンパニュラの恋」を歌う。

数か月前、恋人は男に話していた。

先生がどこかの街で自分の歌を聴いてくれるといいな、
これは先生のことを想ってつくった歌だから。


春が来た。
男の娘と息子がガーデンで働いている。その前に子犬が現れる。
息子が追いかけていくと、男のキャンピングカーが止まっていた場所に出た。
キャンピングカーの形をくっきりと残して一面に咲き誇るエゾエンゴサク。

娘は球根を植えながら言っていた父親の言葉を思い出していた。

「これ、おまえの好きな花なんだろう? 見てろよ、いっぱい咲かせてやるから」





予想以上に長くなっちゃいました。それでもあまりにも言葉足らずで
ドラマを観なかった人はよくわからないだろうけど。

感想(?)は明日(もう大晦日だぁ・・・)

TV & movies comments(0) atsuko
「風のガーデン」(3)
話しているうちに少しずつ男と娘のぎこちなさはとれてくる。
不倫の相手と別れたばかりの娘は、父親に似てしまって・・と笑う。

自分が富良野にいることは男の父には内緒にしておくように、
息子にはこれまで通りガブリエルで通させてほしいと男は娘に頼む。


男が富良野に帰っていることを聞きつけた高校の同級生が歓迎会を企画する。
折角だからうんと趣向を凝らしたのがいいよね、と相談して決まったはなんと
男の「生前葬」だった。

男が白いスーツを着て会場である寺に現れると、
みんな喪服を着て神妙な顔で座っている。
誰かの葬式だったのか?と慌てる男に、これは男の葬式だ言う同級生。
そして次々と‘故人’の女性にまつわる悪行を語りはじめる。
同級生と笑い転げながら涙ぐむ男・・。


男の父親は危篤の患者の看護に追われていたが、ある人たちの噂から
息子が富良野に帰っていることを知り、孫娘を問い詰め、息子の居場所を聞き出す。

ある夜、父親は男のキャンピングカーに向かう。
男は点滴をしながら熟睡し、辺りには麻薬パッチが散らばっている。
驚き、エコー写真を見つけ、息子が癌であると悟る父親。

数日後、札幌に父親はいた。男の親友に息子の病気のことを訊きに来たのだ。

真実を知った父親は息子と和解することを決意し、そのことを孫娘に告げる、
男の残り時間が少ないことも。


(つづきます)


TV & movies comments(0) atsuko
「風のガーデン」(2)
「風のガーデン」は、男の娘が母から受け継いだブリティッシュガーデンだ。
施設にいた息子も男の父親が引き取り、手伝いをしている。

ある朝、ガーデンを散歩していた男はばったり息子に出くわす。
父親の顔を覚えていない息子は、男を大天使ガブリエルと思い込む。
咄嗟のことに男は否定できず「ガブと呼んでください」と言う。
そして自分に会ったことは内緒にしてください、と。

子どもたちのために何もできなかったという罪責感のある男は
自分に何ができるだろう?と姉に相談する。
一緒に働いてあげるのがいちばんいいんじゃないの、と姉は答える。

それからたびたび早朝ガーデンで一緒に働く父子の姿があった。
祖父がつけたたくさんの花言葉を男に教える息子。
家族にまつわる花言葉もいろいろあったが、父親に関するものはなかった。

息子は、父親は死んだと聞かされていた。

「父は天国にいますか?」

「悪いことをいろいろしたので手間取っていますが、 もうじき着く予定です」

「父を宜しくお願いします」

息子は深々と頭を下げる。


ある日、ガーデンにある「グリーンハウス」で息子のピアノの演奏に合わせ、
男はチェロを弾いていた。
その時、まだ来るはずのない娘が現れ、父親を認める。
びっくりし、部屋を飛び出す娘。

数日後、意を決しキャンピングカーを訪ねて行った娘は、
6年ぶりに父親と顔を合わせた。

(つづきます)





シンプルなテンプレートに換えてみました。
もし表示が変だったり読みにくかったりしたら教えてください。
TV & movies comments(0) atsuko
「風のガーデン(1)」
先日終わった「風のガーデン」、わたしなりにまとめてみます。

***

障害のある息子がいるのにもかかわらず家庭を顧みず、家にいつかず、
そこから逃げるように、男は浮気を繰り返していた。
情事の最中、妻は電車に飛び込んで自殺。帰らぬ人になった。
父親は怒りに駆られて息子を勘当し孫たちの面倒は自分が見ると言った。

それから6年。息子は一度も富良野に帰らず、
麻酔科医として東京で忙しく働いている。
女には事欠かず、今は娘と同じくらいの歳の恋人がいる。
妻の自殺の原因となった女性は親友の妻。
親友は妻と友の裏切りを知りつつ赦している。
その妻は今も不倫相手の男を密かに愛し
時々身の回りの世話を焼いている。

男は最近体調が悪い。時々激しい痛みに襲われる。
ある日、意を決し自分で腹部のエコーをとり明らかな異変を見つける。
友人の医師に診察を依頼すると、すい臓癌でかなり進行している、
手術はもうできないと告げられる。
男は自分の病院には内緒で化学療法を受け、自分で痛みをコントロールしながら
仕事を続ける。
男の病院には、やはりすい臓癌で入院している患者がいた。
数ヵ月後の自分を見る思いで男はその患者に向き合っていた。
自分の死を悟った患者は、同じ病だと告白した男に
医療装備の整ったキャンピングカーを贈る。
しばらくして富良野の「風のガーデン」のそばに男のキャンピングカーはあった。
もう仕事ができなくなった男がいたいと望んだのは子どもたちのそばだった。

(つづきます)

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